グルメ Watchは2026年5月13日、タリーズコーヒージャパンがコーヒー豆「タリーズ コーヒーマスターズノート」を発売すると報じました。価格は150gで1,680円。社内資格を持つコーヒーマスターが監修した2026年限定ブレンドで、エチオピア、ブラジル、ブルンジの豆を使い、アイスコーヒーで華やかな酸味とチョコレートのような余韻が出るよう設計されています。詳しくはグルメ Watchの記事で紹介されています。
夏向けブレンドとしての狙い
今回の「コーヒーマスターズノート」は、夏のアイスコーヒー需要を意識した限定ブレンドです。アイスコーヒー用の豆は、ただ濃く苦いだけではなく、冷えた状態でも香りや甘さが分かりやすいことが大切です。記事によると、テイスティングワードは「Fruity, Velvety, Complex」。ベリーを思わせる明るい酸味、なめらかな口あたり、チョコレートのような余韻を特徴としています。
ホットでおいしい豆をそのまま氷で冷やすと、酸味が鋭く感じられたり、香りが弱くなったりすることがあります。反対に、深煎りの苦味だけに寄せると、ミルクを入れないブラックでは単調に感じる人もいます。今回のブレンドは、冷たい状態で立体的な風味が出るように設計されている点が、コーヒー好きにとって注目しやすいポイントです。
エチオピア、ブラジル、ブルンジの組み合わせ
使用豆はエチオピア、ブラジル、ブルンジの3カ国です。一般的に、エチオピアは華やかな香りや果実感、ブラジルはナッツやチョコレートのような安定感、ブルンジは明るい酸味や複雑さを持つ豆として語られることがあります。もちろん実際の味は産地や精製、焙煎で変わりますが、この組み合わせからは、夏向けでも軽すぎず、甘い余韻を残す設計が想像できます。
製法としては、豆ごとに別々に焙煎してからブレンドする「アフターミックス製法」が採用されています。豆の個性に合わせて焙煎度を調整できるため、酸味、甘さ、口あたりのバランスを取りやすい方法です。家庭で飲む場合も、ただ銘柄だけを見るのではなく、どのように焙煎・ブレンドされているかを知ると、味の狙いが分かりやすくなります。
アイスコーヒーで試したい淹れ方
このブレンドを自宅で楽しむなら、まずは急冷式のドリップで試すのが分かりやすいでしょう。濃いめに抽出し、氷で一気に冷やす方法です。香りを閉じ込めやすく、酸味と甘さの輪郭が出やすいので、限定ブレンドの特徴を確認しやすくなります。豆量を少し多めにし、湯量と氷量のバランスを調整すると、薄まりすぎを防げます。
水出しで飲む場合は、酸味が穏やかになり、なめらかな口あたりが出やすくなります。ベリー感や華やかさをしっかり感じたいなら急冷、丸みのある甘さを楽しみたいなら水出し、というように飲み比べるのもおすすめです。ミルクを加える場合は、チョコレートのような余韻が活きるかを見ながら、まずは少量から合わせるとよいでしょう。
アイスコーヒースクールにも注目
記事では、タリーズが5月13日から8月末まで「アイスコーヒースクール」を開催することにも触れています。「アイスコーヒーブレンド」とシーズナルビーンズ2種を飲み比べできる体験型コースで、自宅でアイスコーヒーを楽しむヒントが得られる内容です。豆だけでなく、抽出方法や飲み比べ体験をセットで提案している点は、夏のコーヒー需要を広げる動きといえます。
コーヒー豆を選ぶとき、産地名や価格だけでは味を想像しにくいものです。今回のように、アイス向け、酸味、余韻、口あたりといった言葉で狙いが示されている商品は、選ぶ基準を作りやすくなります。普段は深煎りのアイスコーヒーを選ぶ人も、果実感のある夏ブレンドを試すことで、好みの幅が広がるかもしれません。
限定豆は早めの確認がおすすめ
「タリーズ コーヒーマスターズノート」は2026年限定ブレンドとして展開されます。限定豆は店舗や時期によって在庫状況が変わるため、気になる人は販売店舗やオンラインでの取り扱いを早めに確認したいところです。150gという容量は、自宅で数回試しながら抽出条件を変えるには扱いやすいサイズです。
夏のコーヒーは、冷やすことで味の感じ方が大きく変わります。今回のニュースをきっかけに、アイスコーヒー用の豆を「苦味の強さ」だけでなく、香り、酸味、甘い余韻、抽出方法との相性で選んでみると、いつもの一杯が少し楽しくなります。
コメント